ゆうきち大学受験塾

某医学生。医学部受験体験談や勉強法、参考書、その他諸々について発信していきます。受験生のお役に立ちます様に!

                                                                                                                                  

どんな科目も3ステップで偏差値70まで届きます


こんにちは!ゆうきちです。

 

今回は前回お話しした「適切な努力」についてさらに詳しく解説します。

(「適切な努力」って?という方は前回のブログをご覧ください)

 

yukichi-study.hatenablog.com

 

この「適切な努力」とは前回もお話しした様に

 

1基礎問題集を短期間で一周する(確認

2少し上のレベルの問題を何度も繰り返しとく確立

3応用問題を数こなす(進化

 

という三つのステップで構成されていると言いました。

 

今日はこの三段階をひとつずつ見ていきましょう。

 

 

 

 

 

①確認 

 この段階は「どの単元の基礎ができていてどの単元ができていないかを把握する」という段階です。

 

具体的なやり方としては、教科書の傍用問題集など教科書レベルの問題を用意し、これを解いていくのですが、この時「あまりに簡単すぎる」「見てすぐに解法がわかる」という様な問題は解かずに解法をイメージするだけで良いです。分からなかったり、解法を思いつくまでに時間がかかるものは手を動かして解いてみましょう。

 

ざっと一周するとどの単元の基礎ができていないかわかるはずです。そしたら次はその段階だけ重点的に解いていきます。必要であれば教科書を読み直したりして、とにかく土台をしっかりさせましょう。

 

この段階のゴールは全ての問題が見ただけで解き方がわかる」です。目安としては、この段階が完璧にクリアできていると偏差値50〜55程度になります。

 

またこの段階で基礎ができていないとを判明した単元については、自分の苦手な単元と言えるので、今後も意識的に勉強していきましょう。

 

(※この段階も難しいという人はひたすら教科書の理解を進めていきましょう。でも教科書に書いてあることが意味不明。理解するって難しい...と思うかも知れませんが、教科書の理解は必須なので避けては通れません。しかし、安心してください。一人で理解するのは難しいという人の手助けとなるツールやサービスがたくさんあります。それについては後々別の記事でまとめていきますので少々お待ちを。)

 

 

②確立 

次の段階は「基礎力を鍛え、応用問題に立ち向かう準備をする」という段階です。

 

前回も言った様に応用問題は所詮基礎問題の集合です。基礎力がしっかりしていたら、どんな複雑な問題でも、その問題を構成する要素を見抜き、ひとつひとつ紐解くことで答えを導くことができます。

 

この段階は、①より少し上のレベルの網羅型の問題集を用意し、解法を暗記するまで何周もするというやり方で進めていきます。ある程度全ての問題がわかる様になったら、いちいち計算せずに頭の中で解法をイメージするだけでいいです。

 

この段階のゴールも全ての問題を見ただけで反射的に解き方がわかる」です。問題を読んでから解法を思いつくまでの時間は早ければ早いほどいいです。最終的には英単語の暗記の様に、5秒以内に思いつくまで何周もしましょう。

 

目安としては、この段階が完璧にクリアできていると偏差値60〜65程度になります。

 

 

③進化

長い準備期間を終え、ついに最終段階です。

 

この段階は「実戦を積んでひたすら実力を伸ばす」です。

 

ここまでくるとあなたの基礎力は完璧です。そしたら後やることはひとつ。様々な応用問題に触れて受験本番に出得る様な問題に慣れるだけです。

 

具体的には自分の受験する大学と同等レベルの問題集を用意し、なるべく数をこなして身につけるというやり方です。

 

数をこなすと言っても、解いたらときっぱなしにせず、次出会ったら解ける様にきちんと身につけることを意識しましょう。

 

また、ここでは受験本番を意識してタイマーで時間を測りながらやると、緊張感も味えより良いです。

 

この段階では、偏差値は65〜です。本人次第でどこまでも伸びます

 

 

 

 

 

 

さて、この様に「適切な努力」を構成する三要素について説明しましたが、いかがでしたか?

 

何度も繰り返しますが、偏差値を70まで持っていくには確認・確立・進化の三ステップのみです。意外と単純なプロセスですよね。この方法で実践していけば医学部・東大・早慶も夢じゃありません。

 

今後は実際に用いた参考書の紹介をしながら、科目ごとにより詳細な勉強法の説明をしていきます。これは本当にどの勉強にも通用する最強の勉強法なので、皆さんもぜひ参考にしてみてください。