ゆうきち大学受験塾

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青チャに次に!数学問題集「理系数学の良問プラチカ」の使い方と効果を説明します

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  • 青チャの次に何をしようか迷う
  • 二次試験対策をしたい
  • 実戦で力をつけたい

 

今回は上記のような人に向けて、「理系数学の良問プラチカ」の使い方と効果を説明します。プラチカは一般的に青チャートの次にやる二次向けの問題集という位置付けがされています。私自身も青チャのあとにこの参考書を解いて、基礎知識の応用の仕方などを学びかなり力になった一冊だと思っています。ぜひ参考にしてみてください。

 

 

プラチカの特徴

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 青チャートの次につながる問題集として有名なプラチカ。二次対策としてかなり有名なこの一冊ですが、まずはその特徴から説明していきます。

 

良問揃い

プラチカは大切な問題のみを絞り込んだ参考書です。というように問題数が少ないです。しかしタイトルにもあるように、どの問題も二次試験対策にもってこいの良問ばかりです。つまり何周か解いてこれらの問題を完全に仕上げれば二次力は必ず上がるということです。

 

多い問題集をだらだらやるより効率的!

 

 解説が豊富

プラチカの目玉はなんと言っても豊富な解説。プラチカも青チャと同様問題編と解説編の二冊に分かれていて、実はそのうちの8割ほどは解説となっています。ここまで書いせ悦がしっかりしていると、式変換などの解説が端折られていて解説が途中でわからなくなるというイライラもあまり経験しなくて済むでしょう。

 

おおよその学校の二次試験に対応

先ほど説明した通り、プラチカにはどんな二次試験でも用いられるような解法が含まれている良問が集められています。この問題集の知識を自分のものにしてしまえば東大、京大、医学部、早慶など幅広い学校の問題に対応できます。

 

ちなみに私は過去問等の一切の対策をせずに、本番ぶっつけで慶應経済に受かることができました。経済学部は文系なので理系の自分に多少のアドバンテージはあったかもしれませんが、それでも早慶あたりであればこのプラチカの知識があれば他の参考書は要らないと思います。

 

とにかく一冊を信じて完成させることが大事です

 

プラチカの使い方

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 それでは早速私が実際に行っていたプラチカの勉強方を解説します。是非この方法を参考にして二次力を上げていってください。

 

準備段階

もう一度言いますがプラチカはの青チャートの後に行うべき問題集です。基礎力に自信があって青チャートは解かなくても全然余裕という方は初めからこれに進んでも構いませんが、あまり基礎に自信がないという人はぜひ青チャートを完璧にしてから取り組みましょう。基礎ができていたほうが応用された知識の吸収が圧倒的に早いです。青チャートの使い方に関しても解説しているので以下の記事を参照してください。

 

yukichistudy.com

 

1.一周目

まずは一周終わらせてしまいましょう。プラチカの問題は二次試験で出たものなので、一問解くのにも時間がかかります。私は1日4問程度のペースで進めていました。こうすると大体1ヶ月ほどで一周目が終わります。

 

一周めを解く際に気をつけて欲しいのが、理解度別に印をつけるのを徹底することです。問題なく解ければ○、解説を読んでわかれば△、解説を読んでもわからない場合は×をつけましょう。

 

2.×の問題を解決する

解説を読んでもわからない問題は先生に聞いたり知恵袋に投稿したりして解決しましょう。分からないからと言って捨ててしまうのは危険です。解説を読んでわかる程度までは必ず理解しましょう。

 

3.△の問題を身につける

続いて△の問題の解法を覚えていきます。青チャの解き方を解説した時と同様に、ここでは手を動かして解く必要はありません。頭の中で解法を思い描くだけで十分です。

 

目安としては、初めは一問5分ほど、慣れてきたら一問3分ほどで解けるように何周も繰り返して暗記していきましょう。

 

4もう一度解き直す

解法をきちんと覚えたかの確認です。ここでは手を動かして問題を解いていきます。解法を暗記したため、初回よりも早く解き終わるでしょう。

 

再び間違えた問題は重点的に復習をして、一冊を完璧にできるようにしましょう

 

一対一とプラチカはどっちがいいの?

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 よく言われるのが、青チャートの後に行うのは「理系数学良問のプラチカ」と「一対一対応の演習」のどちらが良いのかということです。一対一もプラチカと同様に青チャートの後に行う問題集として有名です。

 

私はどちらの参考書も持っていましたが、使った印象としてはどちらでも良いというのが答えです。問題のレベルも同じ程度なので、レイアウトや解説の癖などを比べて自分の好きな方を使いましょう。

 

個人的には問題と解説がきっちり分かれているのが好きなので、プラチカのほうをメインで使っていました。ちなみに一対一の方は一周もせずに終わっていません。

 

プラチカの効果

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 おおよその目安ですが、この一冊を完成させると65〜70程度に達すると思います。ただ基礎ができていないと応用の知識が上滑りして効果は半減です。し必ず基礎知識はしっかりさせてからとり組みましょう。

 

早慶レベルならこれを完成させてしまえば過去問に進んで構わないでしょう。東大京大医学部は問題に癖があるので、この後それぞれに特化した参考書で対策をしたほうがいいかもしれません。

 

まとめ

今回は理系数学の良問プラチカの使い方と効果を解説しました。

 

プラチカは本当に良問ばかりを集めているので、もう一つ上のレベルを目指したいという人にはぴったりの一冊です。収録問題数も少なめなので早めに完成させて周りに差をつけましょう。