成績に伸び悩む人必見。全科目に通用する勉強法「適切な努力」
こんにちは!ゆうきちです。
さて今日は何を話すかというと成績に伸び悩んだ際の対処法についてお話しします。ひとつ前の記事で自分の受験についてざっくりお話ししました際に、私は一年で偏差値を10近くあげたと言いました。
こういうと私がスイスイと偏差値を上げていった様に聞こえるかもしれませんが、実際はそんなことありませんでした。
私も成績に伸び悩んだことがあります。
周りの勢いに流されつつ塾に通い始めて数ヶ月が立った頃です。その頃の私は、とにかく周りが受験モードに切り替わったことでとにかく焦っていました。
おすすめの参考書を買いあさり、塾の教材の予習復讐も手付かず、模試は受けっぱなし。そう、全てが中途半端だったのです。ひたすらいろいろなものに手を出せば成績が伸びると考えていたのですが、思う様に偏差値は伸びませんでした。その一方でタスクはどんどん増えていくばかり。
その上もっと大きな問題がありました。基礎が微塵も分からなかったのです。
中高一貫に通っていたため、高校受験を気にせず中学の間に遊びまくったツケでしょうか。教科書通りの問題なら解けるけど、少しひねった問題になると歯が立たない。そんな状態だったため、医学部むけの問題集を読んで撃沈。文字通り微塵も解けませんでした。
しかし同じ悩みを持つ人ならわかっていただけると思いますが、基礎が成り立っていないことに気づいても初歩的な勉強をする気になれなかったのです。
焦りが先行していたため、応用問題をときたかった気持ちが強かったのと、気合で押し通せばいつか応用問題にも慣れるだろうと思っていたからです。
今考えるとただのバカですね。これははっきり言えますが受験は根性論じゃ通りません。
この世には自分よりも天才がたくさんいます。ただでさえ頭がいい彼らが、受験になると受験勉強という努力をします。「才能×努力」に一般人が闇雲に努力をしたところでは敵わないのです。(しかも癪なことに天才は要領がいい)もちろん努力をすることは大切ですが、やたらめったらな努力では彼らと太刀打ちできないでしょう。
さてそれではどうするか。答えはひとつ「適切な努力」を「人一倍」すればいいのです。
そうは言っても「適切な努力って何?」と思われる方が多いと思います。
それは「基礎を確立し、進化させる」ただそれだけです。これはどの科目にも通用します。具体的に説明します。
1基礎問題集を短期間で一周する(確認)
2少し上のレベルの問題を何度も繰り返しとく(確立)
3応用問題を数こなす(進化)
適切な努力はこの三段階で構成されます。
これに則って私は勉強の方向を変えました。すると夏過ぎたあたりに急に成績が伸びてきました。
と言ってもこれは当然の結果で、応用問題は所詮基礎問題が絡み合っているだけに過ぎないからです。
成績に結びつくのは基礎が確立する頃なので効果が出るまでに数ヶ月を要しますが、必ず自分の力になります。
そしてこれは今から基礎は時間が足りなそうで不安…という方にこそお勧めです。
早く始めることに越したことはない上に、基礎さえ確立させれば後は気合でいくらでも追い上げられますが、基礎がないことには始まらないからです。
この記事を見たらぜひ基礎はしっかりしているのか、詰めが甘い部分はないか確認してみてください。
ということで今日は「適切な努力」とその構成について紹介しました。
次回はこれを構成する三段階についてもう少し掘り下げて書いていきます。
ではでは今日はこの辺で。